「お酢を飲むと体に良いと聞いたことがあるけど、実際のところどうなんだろう」
「お酢が便秘解消に効果があると聞いたけど、本当に解決できるのか…」
「最近、お酢を摂るようになったけど、あまりにも量が多いんじゃないか」
お酢には興味があるけど、現在こういった疑問や不安を抱えてはいませんか?
身体に良いと分かっていても、実際には
どのように摂っていけばいいのか分からなかったりしますよね?
そこで!今回、お酢の効果に焦点をあてて、失敗しないお酢の摂り方をお伝えしていきます。
目次
1.お酢を飲む効果とは?
2.お酢が効果を発揮しやすい
ベストな飲むタイミングとは?
3.お酢の効果を使った食べもの紹介!
4.お酢の効果におすすめ商品4選!
5.まとめ
1.お酢を飲む効果とは?
①疲労回復の促進
②消化吸収の促進、食欲の増進
③便秘の改善、肥満の予防
④血圧上昇の予防
⑤血糖値の上昇を緩やかにする
お酢を飲む効果には、大きく分けて「疲労回復の促進」「消化吸収の促進、食欲の増進」「便秘の改善、肥満の予防」「血圧上昇の予防」「血糖値の上昇を緩やかにする」の5つがあげられます。
お酢は毎日、大さじ1(15ミリリットル)を摂り続けることが大切で、飲むときには適宜に薄めて摂ると良いですよ。
①疲労回復の促進
運動などで体のエネルギー源である「グリコーゲン」が消費され、筋肉中の酸素が不足し、疲労物質の「乳酸」を生み出します。「乳酸」が生成される過程で生じる水素イオンにより筋肉が酸性化し、細胞の働きを鈍くすることで筋肉疲労を起こします。
このとき、お酢に含まれる「クエン酸」や「酢酸」に「乳酸」を分解する働きがあり、筋肉の疲労を回復する手助けをしてくれます。お酢を糖分と一緒に摂取することで、お酢の「酢酸」が「ブドウ糖」を効率良く不足している「グリコーゲン」に変えてくれるため、疲労回復が早まります。
②消化吸収の促進、食欲の増進
お酢独特の「酸味」や「香り」は、「だ液」や「胃液」の分泌を促進して、食べものの消化吸収を助けます。「だ液」には、糖質を消化する「アミラーゼ」という消化酵素が含まれていて、味覚のはたらきを活発にします。
「だ液」が分泌されると、連動して「胃液」のはたらきも活発になり、「胃液」を分泌して、胃腸の消化体制がスタンバイの状態になります。
つまり、お酢の「酸味」や「香り」は、味覚や嗅覚を刺激し、脳の食欲をコントロールする摂食中枢に働きかけて、食欲を増進させるんです。
③便秘の改善、肥満の予防
お酢は、消化器官である腸内のはたらきを活発にして、「炭酸ガス」の発生を促し、便意をもよおす手伝いをしてくれるので、便秘の改善につながります。
また、お酢には、肥満の原因になる脂肪を分解する「ペプチド」や、脂肪の合成を予防する「アルギニン」というアミノ酸が含まれています。
1日当たり食酢として、15ミリリットルから30ミリリットルを含む飲料を12週間飲用したところ、「BMI(肥満度)」、「体重」、「内臓脂肪面積」、「ウエスト」、「血清の中性脂肪」の値が低くなり、肥満の予防につながる結果がみられました。
④血圧上昇の予防
お酢に含まれる「酢酸」が細胞に取り込まれると、「アデノシン」という物質が発生します。「アデノシン」が血管の壁に働きかけ血管を拡げて、血流が良くなります。
血流が良くなることで、血圧上昇の予防につながります。また、血流が良くなることで、「新陳代謝」や「基礎代謝」がアップします。お酢には、体内に入った「糖分」を「ブドウ糖」に変えて、エネルギーとして燃やす、代謝をアップする働きもあるんですよね。
毎日、欠かさずお酢を摂取して「燃える体」を目指しましょう!
⑤血糖値の上昇を緩やかにする
お酢を食事後、すぐに摂ると糖の吸収を緩やかにして、食事後の血糖値の急激な上昇を抑制し、糖尿病に深い関係をもつ、太るホルモン「インスリン」の分泌を抑制します。
「インスリン」の分泌を抑えると、体内への脂肪の蓄積を防ぎます。脂肪の蓄積を防ぐことで、血液中の「ブドウ糖」を少なく抑えられるので、糖尿病の予防にもなるんです。
2.お酢のベストな飲むタイミングとは?
結論から申し上げると、朝食時に「お酢のドリンク」を1杯飲み、夜の「入浴時」もしくは「入浴後」に「お酢のドリンク」を1杯飲むのがベストな飲むタイミングです。
朝食時に「お酢のドリンク」を1杯飲むことで、昼間の「交感神経」が有利になり活動的になります。また、夜の「入浴前」もしくは「入浴後」に飲むことで、夜の「副交感神経」が優位になり、「リラックス効果」が得られ、疲労の回復を促します。
具体的に、お酢には「自律神経」を整える効果があります。
「自律神経」は「交感神経」と「副交感神経」のふたつから成り立っていて、「交感神経」と「副交感神経」は状況に応じて、体の「臓器」や「器官」に反対に作用します。「自律神経」を整えて、「交感神経」と「副交感神経」がバランスよく働くことで、健康を維持できるのです。
まず、「交感神経」には体の活動を促す役目があり、日中に優位に働いています。「交感神経」により、その場の状況に反応して素早く行動が出来るのです。
一方、「副交感神経」には体の「内臓」や「器官」をリラックスさせる役目があり、入浴中や睡眠中などに優位に働いています。「自律神経」を整えて「副交感神経」が優位になることで、健康・疲れを回復することができるのです。
つまり、昼間に「交感神経」が優位に働き、夜に「副交感神経」が優位に働きます。「自律神経」を整えて、「交感神経」と「副交感神経」の切り替えが上手くいきバランスが良いと、体の疲れがしっかりと回復するのです。
しかし、「副交感神経」が優位に働く時間が短いと、疲れが取れない、だるい、肩が凝るなどの体の不調が表れてしまいます。
ここで、「お酢」に含まれる「クエン酸」と「酢酸」には、エネルギーの
生産活動を活発にする働きがあり、「交感神経」の働きを優位にして「代謝」を良くしてくれます。
一方で、「お酢」に含まれる「クエン酸」と「酢酸」は「消化液の分泌」を良くして、「副交感神経」の働きを優位にする働きも持っています。つまり「お酢」は「飲むタイミング」によって、「交感神経」にも「副交感神経」にも上手に働いてくれる優れモノなのです!
朝食時に「お酢のドリンク」を1杯飲み、夜の「入浴前」もしくは「入浴後」に「お酢のドリンク」を1杯飲むことで、「交感神経」と「副交感神経」が上手く切り替わり疲労が回復します。
是非、「お酢のドリンク」で「交感神経」と「副交感神経」をスムーズに切り替えていきましょう!
3.お酢の効果を使った食べもの紹介!
・米酢、黒酢をかけた納豆ごはん
ふわふわぁと泡立ちがよくなり、納豆のニオイがやわらぎ、気にならなくなり、さらりと食べやすくなります。
納豆のニオイはアルカリ性で、お酢の酸に中和されてニオイがやわらぐのです。黒酢をかけてコクを出すのもおすすめです!
・ほんのり酸っぱいバナナ豆乳
バナナは食物繊維が豊富です。便秘がちなお腹をスッキリと整えてくれます
【材料】2人分
バナナ・・・・・・1本
豆乳・・・・・・・1.5カップ(300ml)
リンゴ酢・・・・・大さじ2(30ml)
砂糖・・・・・・・大さじ1(15ml)
【作り方】
バナナをひと口大に切る。ミキサーにすべての材料を入れて攪拌(かくはん)してください。
・オレンジはちみつレモン
オレンジに含まれる「レスペリジン」が毛細血管を強化し、レモンの「ビタミンC」と「カリウム」が血圧を管理してくれます!
【材料】2人分
オレンジジュース(果汁100%)・・・・2カップ(400ml)
はちみつ・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1(15ml)
レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2(30ml)
【作り方】
グラスに材料をすべて入れて、かき混ぜる。あれば、この上に適当な大きさに切ったレモンの皮をのせてください。
・チキンンソテー ガーリックバター酢ソース
バターのコクとお酢のさっぱり感が、絶妙なバランスなんです。
疲れているときに、しっかり食べたいおかずです!
鶏肉に豊富に含まれるタンパク質が、疲労回復に働きかけます。
また、同じく鶏肉に含まれるビタミンAが、実は、眼精疲労の予防にも
効果を発揮するんです!
【材料】2人分
鶏もも肉・・・・・・・・・・・・・・・2枚
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2(2.5ml)
こしょう・・・・・・・・・・・・・・・少々
オリーブオイル・・・・・・・・・・・・小さじ1(5ml)
にんにく・・・・・・・・・・・・・・・1かけ
バター・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2(30ml)
(A)リンゴ酢・・・・・・・・・・・・大さじ4(60ml)
(A)はちみつ・・・・・・・・・・・・小さじ1(5ml)
(A)塩、こしょう・・・・・・・・・・各少々
クレソン・・・・・・・・・・・・・・・適量
【作り方】
まず、鶏もも肉の皮にフォークなどで穴をあけて塩、こしょうをし、にんにくをみじん切りにします。
次に、フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉の皮を下にして入れて、鶏肉を押さえながら中火でキツネ色になるまで焼きます。キツネ色になったら裏返し、また、中火でキツネ色になるまで焼いたら鶏肉を取り出します。
ここで、鶏肉を取り出したフライパンに残った油をペーパータオルなどで拭き取り、にんにく、バターを入れて中火でキツネ色になるまで炒めます。
炒めたら(A)をすべて入れて混ぜ合わせ、ひと煮立ちさせてソースを作ります。
器に鶏肉とクレソンを盛って、ひと煮立ちさせたソースをかけて完成です!
4.お酢の効果におすすめ商品4選!
おいしいお酢
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飲んでも・漬けても・かけても・料理にもおいしい!
おいしい酢は、自然のままに何ヶ月もかけて発酵させる伝統製法により、じっくり育てられており、「豊かな香り」と「まろやかな酸味」がある商品になっています。
また、みかんの果汁を酢酸発酵させて、じっくりと熟成させた「蜜柑果実酢」を使用しているので、ツンとこず、まろやかな酸味で「香り」と「味わい」に違いが出て、「甘くてまろやか」。
そのまま飲んでも、おいしいお酢です。
価格 970円(税込)
容量 900ml
原材料 醸造酢(米酢・果実酢)、果糖ブドウ糖液糖、蜂蜜、食塩
こんな人におすすめ:お酢独特の、鼻に着くツンとした刺激が苦手な人におすすめ
琉球もろみ酢 プレーン
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クエン酸やアミノ酸が摂取できる健康サポート飲料!
琉球もろみ酢は、沖縄県の地酒「泡盛」を造る際に、蒸留の課程で出来るもろみ粕「かしじぇー」を圧搾して造られた「天然発酵クエン酸飲料」です。
「かしじぇー」を圧搾した後、黒糖や三温糖などの甘さを加え、「まろやかな味わい」に仕上げています。「まろやかな味わい」で飲みやすく、手軽に「クエン酸」や「アミノ酸」が摂取できる健康サポート飲料商品です。
「琉球(沖縄)もろみ酢」の名称は、沖縄で製造されたお酒「泡盛」由来のもろみ粕(かしじぇー)から造られたもののみ、表示が許可されています。
価格 1,080円(税込)
容量 500ml
原材料 米酢(国内製造)、糖類(三温糖、黒糖)、米黒酢
こんな人におすすめ:飲みやすさと、手軽にクエン酸、アミノ酸を摂取したい人に健康サポート飲料としておすすめ
美濃 有機純米酢
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安全安心な有機米、良質な水、米麹を使い、
まろやかな風味が特徴
美濃 有機純米酢は、有機の材料を使用して、自社で酒(酢もろみ)から仕込んでいます。有機の材料とは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された安全安心な食品です。
また、農林水産省が定めたJAS規格に適合している有機JAS認定商品です。有機JAS認定原料の玄米のみを使い、玄米酒(酢もろみ)造りを経て醸造されたお酢です。
価格 540円(税込)
容量 360ml
原材料 有機米
こんな人におすすめ:お酢として、日本で最初に有機JAS認定を取得しており、お酢を安心して使いたい人におすすめ
純米酢金封
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刺激が苦手な方でもまろやかに美味しくいただける純米酢
純米酢金封は、国産米だけを使って醸造し、コクとうまみが生きる深い風味の特長がある商品です。香味は刺激性が抑えられていて、僅かですが甘みや旨味も感じられます。
また、低刺激性食用酢を愛用されている方にも勧められる商品であり、酢の物、お寿司、サラダ、ピクルス、酢漬け、煮物などのどんな料理にも、まろやかに美味しく仕上げられる、使える商品です。
価格 604円(税込)
容量 900ml
原材料 米(国産)
こんな人におすすめ:刺激性が抑えられており、低刺激性食用酢を愛用されている方におすすめ
5.まとめ
・お酢を飲む効果は、疲労回復、消化吸収の促進・食欲増進、便秘改善・肥満防止、血圧上昇の予防、血糖値上昇の緩和
・朝と夜のお酢のドリンク1杯による、昼の交感神経と夜の副交感神経の切り替えで、自律神経が整い、体の疲労が回復
【お酢ドリンクを飲む際の注意点】
・お酢ドリンクは、食酢の酸味を糖質の増強により緩めて飲みやすくしているので、糖質に気をつけている糖尿病の方や血糖値が高めの方は注意してください!
・朝起きてすぐと、夜寝る直前のお酢ドリンクは、胃腸に負担がかかるうえ、逆効果になる可能性があるので避けてください!
・お酢ドリンクを大量に摂取すると、ストレスが増幅され交感神経が優位になるので避けてください!
・お酢ドリンクを飲みすぎると、酢酸が歯を溶かし虫歯・知覚過敏の口腔内トラブルや胃腸内を荒らして、炎症を引き起こしやすくすることもあるので注意してください!
お酢は1日15mlを目安に、お酢のドリンクを朝・夜に上手に摂取してくださいね!
今回は、お酢を飲む効果やタイミングについてまとめてみました。
お酢に興味があっても、お酢について分からない方は多いと思います。
効果やタイミングを理解した上で、毎日の生活で実施してみてください。
また、記事中でおすすめのお酢商品を紹介しているので、是非、チェックしてみてください!